{100W以上!}Zwiftに表示される仮想パワーとパワーメーターの差を検証してみた
一部のZwift使いに朗報を届けよう。
まず結論から。
MINOURA LR340で、
(パワーメーターを使わずに)スピードケイデンスセンサーでZwiftをする場合、
パワーが100W程度低く出ている!ことがある!
すなわち
Zwiftのパワーより実際は100Wほど高いWで走ることができる!場合がある!
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自分はホビーレースでたまに実績をあげることもあるのだが、Zwiftでパワーメーター無しでFTP計測をすると200Wもでないことがあった。
タイヤの空気圧やローラーとタイヤへの押しつけ具合やらで、多少はワット数の変化があるとは思う。
しかし、それにしても、こんなに低いはずがない。。と思いたかった。
ただ、もしこのワット数が事実だとしたら。
自分はもうレースにでても勝つことはできないくらい弱くなってしまったのだ。
いや、そんなはずはない、しかし、、、
とずっと思い悩んでいた。
なので、パワーメーターを購入した暁には、かならず検証をしようと思っていた。
今回GARMIN Vector 3を購入したため、さっそく検証を行った。
今回の実験環境をば。
・ローラー
MINOURA LR340
・センサー類
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・パワーメーター
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やや古い機材も混ざるが、さほど大きな影響はないだろう。
Zwiftでは、MINOURA LR340を使用する際、ローラーの負荷を1に設定するようになっている。
(ローラー側の負荷はL,1,2,3,4,5,Hの7段階)
以下はGARMIN側に表示されるパワーを20秒ほど一定に保った段階で写真を撮った。
こうすることで、Zwift側のパワーも安定した瞬間に写真を取れる。
Zwiftのパワーの立ち上がりは遅いので。
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さて検証写真を。
GARMIN Edge 510に表示されるのがパワーメーターからの出力。
スマホに表示されるのが、Zwiftでの仮想パワー。
◯ローラーの負荷が1の場合◯
・150W
約60W差。
・200W
約80W差。。
・250W
約90W差。。。
・350W
約130W差!!
300Wは忘れてもうた笑
高い負荷での差を撮りたかったのでまあいいや。
全然ちがうじゃないか。
なんということだ。
やっぱりローラーの負荷が1なのが問題なのではないか。
もう1段軽くして、Lでやってみたら近くなったりするんかな。
ということで検証。
◯ローラーの負荷がLの場合◯
・150W
約15W差。
・200W
約30W差。。
・250W
約40W差。
・300W
約45W差。
・350W
約50W差。
どうだろうか。
これほどにまで違うのだ。
しかも、すべてにおいてZwiftの仮想パワーのほうが低く表示されることがポイントだ。
多少の誤差や値の幅はあるのが当然だが、すべて傾向として低く表示されている。
この事実を知って、自分は非常に安堵した。
なんだ、冬の間で死ぬほど弱くなってたわけではないのだ。
FTP300W近くある人達と普通に一緒に練習できてた夏から極端に弱くなったわけではないのだ、と。
無論、全てのローラーでZwiftは低くパワーが表示されると言っているわけではない。
自分の環境では、パワーが低くでていた、というだけだ。
ただ、もし同じ機材でZwiftをやっていて、同じように苦しい思いをしていた人がいるとしたら、この記事は助けになるだろう。
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今回の検証の教訓。
1.MINOURA LR340でZwiftするときは、せめて負荷設定をLで!
2.パワーメーター買おう!
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パワメいいっすよー。
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