ロードバイク乗りが楽しめる自転車ロードレース小説「サクリファイス」
みなさん、オススメの小説はなんですか?
ロードバイク乗りが楽しむ文化的なものは漫画やアニメが多い印象だ。
弱虫ペダル、Over Drive 、ツール! 、かもめ☆チャンス などなどロードバイクをテーマにしたマンガはよく出ている。
ちなみに、かもめ☆チャンスはマンガにありがちな有り得ないレース運びは少なく、また実用的な知識も得られるのでオススメである。
話を戻して。
ロードバイク乗りに最高にオススメできる書籍があります。
ロードバイク乗り界隈ではそこそこ有名な小説。
この本で大好きな一節がある。
この世でもっとも美しく、効率的な乗り物。
最低限の動力で、できるだけ長い距離を走るために、恐ろしく計算され尽くした完璧なマシン。
これ以上、足すものもなく、引くものもない。
空気を汚すことすらないのだ。
美しい文章だ。
これほど格好良く、また的確にロードバイクを表現できるのか、と感動した。
自分は読みはじめてとまらなくなり3時間ほど読み続けて読み切ってしまった。
それぐらい面白く、ロードバイク乗りならまず読んで楽しめる小説だ。
本編は日本でプロとしてロードレースをしているチームが舞台だが、海外に舞台を移した続編や、それぞれの登場人物にフォーカスを当てた続編も多数でているので続きが気になったらぜひ読んで欲しい。
続編ではドーピング問題を選手のリアルな心情とともに描き出していたり、プロの世界の厳しさなど、またストーリー自体も楽しめる内容となっている。
ぜひ手にとっていただきたい。
日本編
エデン (新潮文庫)
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近藤 史恵
新潮社 (2012-12-24)
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サヴァイヴ (新潮文庫)
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