MINOURAのローラーでLivetrainingやってみた
寒い時期、雨の日、夜、レース前。
ロードバイク乗りには、屋外で乗るよりもローラーに乗ったほうがいいシチュエーションはたくさんある。
しかし、ローラーでの練習は非常につまらん。ほんと退屈。
ただただ苦痛に耐えるだけになってしまう。
そこで、ちょっとでも楽しくローラーでの練習ができたり、張り合いを持ってローラーにのれる工夫として、MINOURAのLiveTrainingというアプリがある。
これがなかなかおもしろいアプリで、普通にトレーニング用アプリとして、心拍数、スピードなどを管理するために使用することもできる。
インターバルトレーニングにも使用できるし、MINOURA製のローラーなら仮想ワット数も表示されるので、ただローラー単体として使うよりは圧倒的に得られるデータが多いし、管理しやすい。
それよりもなにより、コースをアプリに取り込んでローラーに乗ると、負荷を変えながら仮想コースを走ってるかのような気持ちで走れる、という機能が欲しかった。
レース前やヒルクラ前に、仮想コースをローラーで走ってみて、大体のタイムやキツさを確認できるし、モチベーション高くローラーに乗れるし、なにより多少は退屈しないはずだ。
自分はまず、ローラーは固定ローラーのMINOURA LR340 を買った。
MINOURAのローラーにもいろいろ種類があるけれど、LiveTrainingアプリが使えるローラーで最安だったし、負荷も7段階に変えられるので必要条件は十分満たしているだろうと判断したので購入。
そしてiPadでMINOURA LiveTrainingアプリを購入。
自転車側のセンサーはGARMINのスピードケイデンスセンサーを使用。
Garmin Edge 510 買った時についてきたもの。
iPad側のセンサーはWahoo Key ANT+専用ワイヤレスレシーバーだけだとLightningコネクタに接続できないのでApple Lightning - 30ピンアダプタも導入。
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これでとりあえず必要な物品は揃った。
しかし、机にiPad平置きじゃ画面が非常に見えにくい。
また、センサーが下に飛び出してるのでありふれたタブレットスタンドには立てかけられない。。。
と、思って探してるとMINOURAが痒いところに手がとどく商品を出してた。
MINOURAさんさすがっす。ナナメにホールドすればいいわけねなるほど。
iPadにセンサー挿して自転車と接続。
アプリを開いてSettings→Bike SettingsでSensorsのところで、Speed&Cadenceを開いて、ペダルを数回回したら電波拾った。
同じようにして心拍計も接続。
ローラーとかバイクサイズとか重量とか入力。
そして実際に使ってみた。
とりあえず目的は、コースをアプリ内に入れて、仮想アップダウンを含めたコースでトレーニングすること。
ルートラボでいつも走ってる峠のコースを作って、KMLかGPXってファイル形式でダウンロード。
iPad→アプリの画面→下の左側の方でLivetraining選択して、右側のところにドラッグアンドドロップ。
そしてiPadでアプリを起動したらコースが入ってるという寸法。
コースを起動した画面。
画面上の3とかHとかはローラーの負荷。
自分が走っててその地点に到達したら負荷を自分でカチカチ変える。
この負荷の変化が斜度の変化に近くなってる、というもの。
実際には、負荷の変化だけじゃなくて、ワット数出てるのにスピード出ないとかそんなふうに調節してある様子。
Garminの数字とアプリの数字が一致しないので、うまいこと計算して表示してるのでしょうね。
ちなみに画面の黒丸のなかのオレンジ矢印は自分のベストタイムのゴースト。
これに勝てるように頑張ると、自己ベストどんどん更新できたり、前半で垂れてしまうペースだったとかわかったり面白い。
なかなか張り合いがあっていいですよ。
つまらんローラーの練習が多少はマシになる。
あと、自分はやってないけれど、仮想コースなら富士山でも箱根でもツールのコースでもブエルタでもジロでも走れちゃうので興味がある人はやってみるといいかもしれない。
ちなみにMINOURA公式サイトから、いろんな国内ヒルクライムのコースや、ツールドフランスのコースデータが公開されてる。
導入方法はリンク先参照で。
MINOURAのローラーとLivetraining、おすすめです。
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