Stravaを使って無料で必要なトレーニングの量と時間が判定できるStravistiX
Stravaをご存知だろうか。
Strava | アスリートのためのソーシャルネットワークでランニングやサイクリングを記録
GPSつきサイクルコンピュータを持つ人なら必ず利用したほうがいい。
GARMINユーザーならご存知の方も多いだろう。
じつは、このStrava, プラグインを導入することで格段に機能が拡張する!
StravistiXというプラグインだ!
本当にいろんなデータが急に見れるようになる!!
適当にStravistiXとGoogle検索してみてほしい。
いろんな機能が紹介されたブログ等が見つかるだろう。
自分のお気に入りは、あるsegmentで上位どのへんにいるかがわかる機能だ。
Zwiftやってて、世界中の自転車乗りの中でどのくらいの順位なのだろう、というのがわかるようになる。
また、人気区間で上位5%とかにいたら嬉しいとかもある笑
こんな感じで表示される。
タイムの右側にRank, KOMとのタイム差、PRとのタイム差、などが表示されるようになる。
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さて、今回紹介したいのが、Multisports Fitness Trendというものだ。
Stravistixをインストールすると、Stravaをパソコンで開いたときに、左上にオレンジの三本線が表示されるようになる。
そこをクリックすると多数のメニューが表示される。
いちばん上のMultisports Fitness Trendを開いてみよう。
そうすると、謎のギザギザが表示されるだろう。
バニスターの刺激-反応モデルというものを利用しているグラフだ。
Fitness:自分の鍛えられ具合
Fatigue:自分の疲労具合
Form:自分の現在のコンディション
Zone: 現在の状態
とみなすことができる。
Formの数字とZoneに関しては、
- +25 < Form : Transition zone 病気や長期休養中など。
- +5 < Form < +25 : Freshness Zone レースの準備完了!
- -10 < Form < +5 : Neutral Zone. 回復の週や休息中。
- -30 < Form < -10 : Optimal Training Zone トレーニングに最適な負荷
- Form < -30 : Over Load Zone. オーバートレーニング。休むべき。
とのこと。
パワーメーター使用者なら、
Fitness:CTL (長期トレーニング負荷)
Fatigue :ATL(短期トレーニング負荷)
Form:TSB(トレーニングストレスバランス)
と、読み替えることもできる。
CTLは、主として過去42日間のトレーニングの効用を示す。トレーニングがパフォーマンスに及ぼすプラス効果である。
トレーニングで鍛えられる体力的なものと考えれば良い。
ATLは、主として過去7日間のトレーニングの効用を示す。トレーニングがパフォーマンスに及ぼすマイナス効果である。
TSBは、どのくらい元気か、どのくらいトレーニングの負荷に適合してるか、を示す指標である。
レース当日はTSBが-5 ~ +15あたりで一番パフォーマンスがあがるようだ。
なので、大事な練習やレース前はFormを -5 ~ +15に留めるべし!
ほうっておけばFatigueは急激に下がり、Fitnessはゆるやかに下がる。
何も練習をしなかった場合の予測カーブが点線で表示されている。
ATLやCTLの細かい説明や、Multisports Fitness Trendの詳細な活用方法は、
パワートレーニングバイブルに沢山紹介されている。
第8章 パフォーマンスの調整方法を読まれたし。
OVERLANDER
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想像して欲しい。
レース前1週間ごろ。
いつから完全休養にすべきか、それとももうちょっと乗っとくべきか。。
レースのことを思うと乗ったほうがいいようにも感じるし、それで疲れがたまってしまっても意味がないし。。
しかしStravistiXを使うとそういった心配から払拭される!!
レースが近づくにつれ、Multisports Fitness Trendの数字を参考にすることで、もう少し連絡すべきか、軽めに練習すべきか、はたまた完全休養にすべきかを考えることができる!
また、トレーニングシーズンはオーバートレーニングになりすぎたり、逆に休み過ぎたりしてないかをチェックすることができる。
普段はFormの数字をややマイナスになるレベルでコントロールし、レース前は休んで+10付近を目指して疲労を抜く。
数字でわかるってすばらしい!!
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同じような機能がTraining Peaksで使えるようだ。
しかし、それがStravisitixなら無料!!!
これは使うしかない!
※ただし、心拍でデータを出しているので、ハートレートモニターは準備しましょう。
心拍計つけずにライドしてもグラフに反映されません。
パソコンでGoogle Chromeを使っていれば無料で使えるという最高のツールだ。
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使用方法:
こちらからアドオンをいれる(Google Chrome)
https://chrome.google.com/webstore/detail/stravistix-for-strava/dhiaggccakkgdfcadnklkbljcgicpckn
Operaでも使えるみたい。
https://addons.opera.com/fr/extensions/details/stravistix-for-strava/
まあこれを使うためだけにChromeいれてもいいんじゃないかな。
パソコンと心拍図れるGPSコンピュータとSTRAVAアカウントがあればコンディショニングまでできてしまう。
StravistiXおすすめですよ!
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