BB下ダイレクトマウントブレーキ車に装着するパワーメーター考
ロードバイク乗りにとってそろそろ今年のレースシーズンも終わりに近づいてきた。
冬の間に効率よくトレーニングを行いたいため、現在、パワーメーターの購入を検討している。
考察の記録として、また同じような悩みを持つ方への参考になればとブログ記事にしてみることにした。
◯自分の環境◯
バイク:MERIDA REACTO 4000
リアブレーキがダイレクトマウントブレーキである。
サイコン:GARMIN EDGE 510
その他ローラー用に以前乗っていたCannondale CAAD 10を使用している。
◯想定されるパワーメーターの使い方◯
・普段の実走やトレーニング時の指標として
通勤や土日に乗る際に、峠を走ることもある。気分で頑張ったり頑張らなかったりするのではなく、峠を一定ペースで登ることでトレーニング効率を高めたい。
また峠でベストタイムを更新したり、自分の限界を見極めることで着実なレベルアップを図りたい。
・ローラーのお供として
パワー計測をすることで自分の出力の成長や衰退を管理することができ、トレーニング強度や頻度、程度をより具体的に検討できるようになりたい。
あと、現在のZwift環境(MINOURA LR340 + GARMIN スピードケイデンスセンサー)だと、どうも出力がきちんと測れてない気がするし、フルモガキしても500Wしか出ないのでもっとちゃんと測れたらいいなあと思うため。
・レース時のペースの指標として
レース中のペースアップやアタックに対し、どれほどのパワーで走っているか認識できることによって、無理なアタックなのかそれとも逃げが決まりそうなのかを判断できるようになるし、自分が逃げに乗る場合もどの程度のペースならついていけそうか判断できるようになる。
ヒルクライムレース等で集団から外れて一人旅になってしまった際に、着実にゴールまで一定ペースで登る指標が欲しい。
などなど。
まあ、一番はやっぱり心拍数とかで管理するよりパワーメーターで管理するほうがちゃんと効率よく速くなれるし、峠のタイムも簡単に縮まることですかね。
パワメ持ってる人と一緒に峠登るとタイムがかなり縮まりやすいからなあ。
◯パワーメーターに求める要件◯
1. リアブレーキがダイレクトマウントブレーキでも装着できること
2. バイク間の換装が容易であること(ローラー用バイクでも使用するため)
3. レースでの使用にも耐えうること (重量面等)
4. パワー計測だけでなく、ペダリングに関しても多少の情報が得られること
5. 今後のバイクの買い替え等にも対応しやすいこと
6.片足のみ計測は避けたい (左右差ある場合に不正確な値になっちゃうので)
検討するのは
Pioneerペダリングモニター
Shimano パワーメーター
Stages Dual (2017.11月発売予定)
Rotor 2INpower
条件6. があるので片側計測はなくなるので選択肢はけっこう減る。
1.に関して
これが一番悩ましいかも。
左クランクで計測するタイプ、いわゆるパイオニアのペダモニの左クランクやStagesが使えないのだ。
ダイレクトマウントブレーキの飛び出しとクランク内面のセンサーが干渉してペダルが回せない。
※サイスポにはSHIMANOパワーメーターは使えそうとの記事が。。。
http://www.cyclesports.jp/articles/detail/84344
と、諦めていたら、一応解決策はあるみたい。
TEKTROのT750というリアブレーキに交換すれば左クランク計測型も使用可能な場合があるとのこと。
実際にMERIDA REACTOで使用している人もいる模様。
およそ¥8100ぐらいでショップ経由で買えるみたい。
リアのダイレクトマウントブレーキは全然効かないから、TEKTRO化するのにもさほど抵抗はないかも。
なので残るパワーメーターはGARMIN Vector3 か Rotor 2 INpower。
これは条件2.4.5.によってGARMIN Vector3になってしまうかなあ。
Rotor 2 INpowerだとローラーバイクと実走バイクで付け替えなんて大変だし。
Vector 2まであった飛び出したセンサーがなくなってる!
しかもペダル締め付けトルク管理が不要らしい。いい感じの力で締めるだけ。
バイク間の付け替えも簡単でいいね。
ただ、一番の心配事は、落車したとき一番ぶつけるとこだよなあというところ。。
そのへんのリスクをどう考えるかかなあ。
いまのところの候補
1. GARMIN Vector 3 (¥128000 +税)
2. Pioneerペダリングモニター左クランク + T750 (¥72706 +¥8100 +税)
3. Stages 左クランク + T750 (¥69990 +¥8100 +税)
2.3.位は左計測やん?って声も上がりそう。
理由としては、とりあえず左足だけ導入しといて、金がたまったら or 必要性を感じたら右足も買うかなあとか考えてた。
ただ、パイオニア左クランクは意外と壊れるとの噂を聞く。
二枚おろし状態になってしまい、しかもSHIMANOの加工じゃないので保証もされないとか。。
そしたらまだStagesかなあ。。
一応両足になってもローラーするときは左クランクだけ換装すれば一応は使えるし。
ただ、ローラーのほうが左右差をみながらトレーニングできるのでちょっと勿体無いかなあと。
そしたら壊れやすそうな感じに目をつぶってGarmin vectorかなあ。となってる。
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さらに考察
むしろローラー用バイクを売っぱらってしまい、実走用バイクでローラーも乗ることにするか。
現在後輪を固定するタイプの固定ローラーを使用している。
このタイプのローラーはロードバイクの後ろ三角に強い負荷がかかってしまい、自転車にダメージを与えてる感が嫌である。
カーボンバイクを固定ローラーで使用するのは気が引けるなあと思っている。
なので、後輪を固定しないタイプのローラーを購入すればいいのではないか!とひらめいた。
ただし3本ローラーだと負荷が弱めなのでパワートレーニングに使用しにくいとのこと。
なので、 MINOURAのFG540とか、グロータックのGT-Roller Flex3やFlex4ならパワートレーニングも可能かつ、後ろ三角に強い負荷がかからない!
ただし、軍資金の問題が。。。
悩みは尽きないですな。。。
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