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医療英単語を勉強するのに非常にオススメな本 『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』

『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』

 

『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』

なんとも長いタイトルだし、タイトルからは凄さがわかりにくいが、非常にオススメな本である。

 

医療英単語は、覚えるのがとても大変。

今まで勉強してきた英単語では見たこともない単語たち。

しかし先輩医師や歯科医師は結構病名を英単語で話してる。

また、論文を読む際にも多数の医療英単語がでてきて日本語の意味がわからないと非常に辛いものがある。

とりあえず医療英単語を覚えたいけれど、よくみる病名くらいしか知らない。

さらに、今まで勉強してきた単語帳方式では無数にある医療英単語を覚えるには効率が悪すぎる。

また、単に難しくて飽きてしまう。

 

そういう人はまず手に取るべき一冊。

 

この本は、小説形式になっている。

タイトル通り、主人公が医療英単語を覚えないと解雇されるという状況になり必死で覚えるのに合わせて、読者のわれわれも覚える、というもの。

なかなか飽きずに楽しく読めるのもいいポイント。

7章で構成されているので、真剣に頑張れば本当に1週間で終わらせることができる。

後半は1日分のボリュームがたっぷりなのでかなり大変であるが。

 

覚え方としては、医療英単語を意味ごとに分割して組み合わせて覚える、という方式。

本書には登場しないが、osteocondroma(骨軟骨腫)を例に上げる。

この単語は、

骨:osteo

軟骨:condro

腫瘍:oma

という部品でできており、それぞれを組み合わせることで多数の単語を一度に理解できる、というやり方をたくさん紹介している。

上の部品と組み合わせて、例えばosteitis, chondritisなども意味がわかるだろう。

itis:炎症という意味で、順に骨炎、軟骨炎である。

 

また、同じ単語や同じ部品が繰り返しでてくるため、ただ読み通すだけでもけっこう頭に残りやすい作りになっている。

若干煩雑さや面倒さは感じるが、どうせ普通の単語帳でも何周もして覚えるのだったらそういう方式でも構わないだろう。

 

医療英単語を論理的に組み合わせて覚えられる。

ストーリー形式で飽きにくく読み通せる。

読み通すだけでもだいぶ医療英単語が覚えられる。

これらの点から、医療英単語を学びたい人にとってベストな一冊だ。

  

ちなみに続編も出ている。

『トシ、明日あなたの医療英単語でパリを救いなさい。できなければ離婚よ。』

こちらは前巻とは違って、気合で単語を覚えていく方式。 前巻に似たものを期待していたが、すこし違ったようだ。 しかし、続けやすいように誘導がたくさんあって工夫は凝らされている。

もっと医療英単語を覚えたいという方、いかがでしょうか。